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差別を受けずに生きるという無理ゲー

男性の皆さん、ゲームをしましょう。社会人として電車に乗り、会社や大学に通ってください。休日に映画館へ行ったり散歩に行くのもいいでしょう。一度も差別を受けない1日を過ごすことができますか?電車では「女性専用車」があります。車窓から女性専門の店が見えるかもしれません。そうでなくとも、「万歳通勤しなければでっちあげられる」という空間そのものから差別を受けています。大学に行けば「女性限定企業説明会」のビラがあります。会社では「ポジティブアクション」という女性優遇措置のせいで、あなたの出世が不当に遅れているかもしれません。冷静に、懐疑的に、注意深く、しつこく考えてください。男性差別を全く受けずに生きることのできる日なんて、ほとんどないはずです。

それなのに、なぜあなたは嫌にならないのでしょう。何故心をえぐられて、胸が苦しくなって吐き気に襲われるような感覚を受けないのでしょう。理由は簡単です。健気な屁理屈を自分で作って、壊された心に、無理な納得という効き目のない絆創膏をはっているからです。

「男が痴漢するから女性専用車はやむを得ない」。これは最悪な納得の仕方です。女性専用車という差別を説明するために、「男は痴漢する、性犯罪的な性質を持つ生き物」という別の差別を作り出して、傷ついた心をいやそうとするのです。あなたは痴漢したことないですよね?だったら堂々と、女性と同じ権利を主張すればいいんです。女性は絶対に逆痴漢をしないんですか?そんなことないですよね。だったらそんな納得、他の男性に失礼ですよ。痴漢だろうと冤罪だろうと逆痴漢だろうと、女性が訴えれば痴漢として逮捕される、そんな社会を、あなたも作っているのです。

本当は弱い男性たち

女性優遇、女性優先、女性支援はよく、「女性保護」という言葉で正当化されます。福祉を持ち出されて「弱者は救済する必要があります」といわれると妙に納得してしまいます。これは別に否定しません。しかし、女性専用車など、まったくもって女性支援の必要がないものに関しても、あなたは無意識のうちに「女性は弱者だから」と納得しています。そうすることで、偽りの優越感を絞り出し、差別で傷ついた自分の心を癒そうとするのです。

しかし、よく考えてください。あなたが電車で痴漢すれば、相手は一言叫べばいいだけです。でも逆にあなたが逆痴漢された場合、どうしますか?「逆痴漢されました」といいますか?そんなの誰が信じますか?それどころか反対に、自分が加害者としてでっち上げられてしまう可能性におびえることになります。そして、そのようなことがないよう、必死に祈るのです。泣き寝入りで済ませてくれることを異性の性犯罪者に対して嘆願するのです。

男性だって、考え方によっては弱者なのです。

弱い自分を主張せよ

男性は女性よりも強い―ただひたすらそう信じることで、男性差別を我慢してきた男性たちにとって、前段落の内容は大変胸糞が悪かったことでしょう。どうしても受け入れられない内容だったことでしょう。でも、残念ながらこれが事実です。男性が2人の女性を上半身裸にして落書きしてテレビで笑いものにすることが許されますか?(したいとは思わない方がいいと思いますが、)したいと思っても男性には許されないですよね?でも女性には許される。これでも、女性の方が男性より強い側面があるということを認められませんか?弱さを認めることから必死で逃げてる。逃げている時点でもう弱者なんです

今度大型の連休が来たら、一日寝込んでもいいですから、これだけは受け入れてください。そして、我慢しなくていいんです。「ただでさえ弱い僕らをこれ以上差別によっていじめないでくれ!」と主張していいんです。

あなたが心の中にある男性至上主義を必死に守っている間にも、社会のフェミニスト男や女性たちは女性の権利を着実に拡大し続けています。誰も「過剰」と叫ぶことはしません。だったら本当に過剰な拡大が実現し、女性至上主義の社会が何の抵抗もなく完成してしまうかもしれないですよね

だからこそ、あなたが勇気をもって、弱者としての男性を受け入れなければいけません。「ちょっと待てよ。俺たち男性だって弱者だ。権利を認めてくれよ」と声を挙げなければいけないと、僕は思うのです。

協力者募集中

僕には力がありません。友達に力説しても、誰も惹きつけることができませんでした。男性には「危険人物」と誤解され、女性からは嫌われます。最近はネットでこうして発信するだけです。でもそれってとても孤独で寂しいことです。街中で「女性限定」などの文字を見ると、とても悲しくなります。でも誰も一緒に傷ついてくれませんし、怒ってもくれません。男性が女性と同じ程度に尊重される社会を求めること自体が間違いなのでしょうか…頭の中がぐるぐるとして、眠れない夜もあります。このままでは僕はそのうち差別に屈してしまいそうです。だから、一緒に男性差別に反対してくれる人がほしいんです。負けそうになったときに、「仲間のためにも、やめるわけにはいかない」と思わせてくれるような仲間が必要です。どうか、力を貸していただけないでしょうか。老若男女問わず大歓迎です。
今回、ご協力いただける方に2つの方法を考えてみました。

その1―現在無料! 「R4M新聞」にあなたの記事を掲載します(お金が500円かかります)現在無料。

あなたの考える男性の権利、男性差別の実態などを記事にしてお送りいただけないでしょうか。内容が「R4Mの方針」や「僕たちの志」に沿うものであれば、「朝刊太郎・改(仮称)」というソフトを用いて、新聞の形に仕上げさせていただきます。料金は一律500円で、「ココナラ」というサイトを通じての販売となります。ご協力いただける方は、こちらからお願いいたします。
また、現在はこのページのフォームからも、投書を受け付けております(無料)。

その2―「R4M新聞」をご購入のうえ、配布・拡散にご協力ください(300円からご協力いただけます)。

「R4M新聞」は、「メルカリ」というフリマサイトにて販売いたします。そのご購入と周囲の方への配布に、ご協力いただけないでしょうか。モノクロ版は1部(6面)につき300円、カラー版は1部(6面)につき600円となります。10部以上まとめて購入、拡散いただける場合、僕の予算状況によっては大幅な値下げも検討させていただきます。詳しくは、「メルカリ」の販売ページよりご確認ください。

校正協力:たいようの塔 様(「ココナラ」から相談・依頼)

r4m新聞にできること

実態のある反発

「男性差別」に気がついた男性の中には、ネットや古い考えの人の集まる所に居場所を見つけ、目的もなく、ただ感情にまかせて女性を忌避しているように見える人もいます。残念なのは、そのような「部分」だけを取り上げて「やっぱり女性の方が差別されている」と主張する人がいることです。これでは一向に男性差別の問題は明るみに出ないと思います。

しかし、「R4M新聞」には目的があります。「行き過ぎた女性優遇と、無いことにされている男性差別に反対する」という明確な目的です。 そして、「R4M新聞」には「紙」という実態があります。本のように、たくさんの人に配ることができるのです。これにより、多くの人が「あれは差別だったのか」と認知することができます。その先にこそ、ようやく差別解消の兆しが見えてくると確信しています。

r4m新聞に記事をお送りいただける方はこちらからお願いいたします。

校正協力:たいようの塔 様(「ココナラ」から相談・依頼)

R4Mの方針

弱者としての男性の在り方を理解し、尊重すること

何度も言いますが、男性だって弱者なのです。男性至上主義の立場から、「女のくせに権利を主張するとは何事だ」として男性の権利を主張するものではありません(そんなこと怖くてできません)。確かに表面的には女性の方が弱者であるという場面は多いかもしれませんが、それを理由に過度な優遇措置がとられ、結果として男性が男性としての誇りをもって生きることができなくなっていると考えています。居場所を追われているのです。こういった意味で、男性は弱者だと考えています。

まずは、それを受け入れています。次に、この状況を笑いものにはしません。「最近では女性の方が強い」とか「最近の男は貧弱だ」といった言葉をよく聞きます。しかし、そういうことを言う人のほとんどが、笑い話としていると思います。強い異性(又は自分たち)に興奮したり、弱い自分たち(又は異性)に対する哀愁感(または優越感)を楽しんでいるだけです。でもそれは、居場所を追われた人たちを侮辱する残酷な行為です。誇りを奪われた人たちから、また更に誇りを奪うオーバーキル、過剰殺戮です。特に男性は、折角「弱い男性」に気がついたのなら、笑って忘れようとするのではなく、自分のこととして真剣に彼らに寄り添う必要があると思います。

男性差別主義者は主に女性ではないと知ること・女性差別の存在を否定しないこと

男性差別は女性差別ほど問題視されていないように感じます。特に、「女性の自立」、「輝くオンナ」をテーマにするテレビ番組では、男性は必要以上に悪者扱いされます。セコムが「触らなくても、匂いを嗅ぐなど女性が不快に思うことをすれば痴漢。電車やエレベータなどご注意」とツイートする一方で、ファブリーズは、『一人の男性を圧倒的多数の女性たちが、エレベータに逃げ道を奪うかのように無理やり閉じ込めて、明らかに気持ちが悪いような鼻息を立てて、「臭い」などと口々に中傷してさっさと降りてゆき、挙句の果てには一人残った女性が「臭い男が悪い」といわんばかりに製品を手渡す』といった残酷非道なCMを公共の電波に垂れ流しています。

このような差別に気がつくたびに、ネットの男性は怒ります。しかし、彼らもまた、差別に抵抗できない男たち同様、「弱い男性」を認識していません。結果、ファブリーズの行う男性差別と同じくらい悪質な女性差別が生まれます。女性がそこに書き込みをしようもんなら、「生物学的に女は~」、「文句あるなら掲示板見るな。だから女は~」のような性的ステレオタイプに基づく残酷な返信が何通も来るのです。

しかし、ファブリーズの腐ったCMを作ったのは主に女性だったのでしょうか。女性専用車の導入を決定する権利があったのは主に女性だったのでしょうか(女性専用車が最初にできたのは、女性には参政権さえなかったような時代です)。一部のプリクラには女性限定のコーナーがありますが、プリクラの映像は店員が履歴から見れていた(時代があったといわれている)のはなぜでしょうか。男性差別があるからといって、女性をひとくくりにして天敵と見做して、隙があれば仕返ししてやろう、などと考えるのは間違っています。男性がしてはいけないこと(例えば女性専用車に乗るなど)を女性がするのは、権利の行使に過ぎないのです。思いやりがない、ひどい、というのは否めませんが、本当に僕たちが非難すべきなのは、その権利を女性にだけ与えた「責任者」たちなのです。

もちろん、どんなくだらない理由をもってしてでも、僕たちは差別を受け入れてはいけません。自分たちの受けている屈辱と向かい合わなければいけません。しかし、それと同時に相手ももしかしたら、別のところで差別を受け、居心地の悪さを感じているのかもしれないことに、気がつかなければいけません。今は女性優遇の時代だから男性差別の時代だ。従って女性差別などない―そのようなことを言われた女性は、もしかしたら僕らとは全く別の観点で、しかし全く同じような孤独感に襲われているのかもしれないのです。

女性差別、男性優遇で男性差別を消そうとしないこと

女性差別を女性優遇で誤魔化そうとしたから、今のような男性差別が生まれたのです。しかし、女性差別だってまだ根強くどこかに残っているかもしれません。差別を逆差別で消すなんて、あるいは逆差別を差別で消すなんて、できる訳ないんです。むしろ、悲しみに暮れる人を増やすだけだと思うのです。「やられたらやり返す」という考え方は否定しませんが、それは「2度と舐めた真似をされぬように牽制する」という話です。男性差別に関しては、主に女性に何かされたわけではないのだから、女性を狙って牽制するようなことは実に無意味です。やり返すべき相手は、「逆差別は差別ではない」と主張したり、女性の権利を主張している自分が格好良くてモテると勘違いしたりする、一部のフェミニストの奴らです。また、「男性は苦しんでいるのだから、女性も同じ思いをしろ」という主張もバカげています。苦しみを与えて平等を目指すより、苦しみを取り除いて平等を目指す方がいいに決まっているではないですか。

女性の権利に遠慮しないこと

男性の権利のために女性を叩くのは、ばかげているということは前述しました。しかし、わざと叩くわけではなく、かつ必要なのであれば何をしてもいいと思います。確かに過激かもしれませんが、よく考えてください。男性保育士が、女児の着替えを手伝ってはいけないというのはどうでしょう。ここで「男性保育士は女性保育士と同じように誇りをもって仕事をしてよいはずだ。その権利を保障しろ」といったら、女性の権利を侵害しているのです。今まで明文化されずとも保障されていた、「女児(だけ)は成人異性の前で裸にならない権利」を否定するのですから。このように、男性の権利を主張するに当たって、女性の権利(特に肥大化しすぎた部分)は、どうしても削られることになってしまいます。開き直させていただきます。女性の権利ばかりを叫ぶ団体はいくらでもあるんだから、女性の権利のことは彼らに任せていいんじゃないでしょうか。むしろ、男性の権利ばかり主張する人と、女性の権利ばかり主張する人がぶつかり合って、初めて「これは仕方ない」、「これは許されない」ということを決めることができるのではないでしょうか。民事裁判に例えるなら、男性側だけ弁護士の代わりを裁判官が務めている状態です。この狂った法廷では、女性側は自分に有利な主張ができるのに、男性側はそれをできるような人がいない状態です。男性側の敗訴が確定する前に、この裁判官を所定の席に戻らせ、女性側の弁護士と同じくらい能力のある弁護士(ご協力いただける皆さんのことです)を探してくる必要があるのです。

僕たちの志

「これっておかしくない?」を見過ごさない

差別だって逆差別だって、理由があって発生します。その理由が理不尽なのか、筋が通っているのかは関係ありません。誇りや心に傷を入れられれば、それは差別であり、許してはなりません。どんな小さなことでも、どんなに大きすぎることでも、おかしなことには「おかしい」と声を挙げなければなりません。嫌なことを抵抗もせずに受け入れるなんて、それじゃあ奴隷じゃないですか。

まずは簡単なことから。または簡単なことだけでも。

抵抗するといっても、デモをしろとか、男性差別をする人や組織と喧嘩しろとか言っているわけではありません。ただ、屈辱を受けている自分を認め、他人とその屈辱を分かち合うだけでよいのです。誘導になるようで恐縮ですが、r4m新聞に投書したり、購読したりするのだって、立派な抵抗です。確かに無意味かもしれません。でもその無意味なことさえせずに、差別を受け入れるのですか?もし何の抵抗もしないでいるのなら、やがては心まで支配されてしまいます。どんなに酷い差別を受けても何も感じなくなってしまうのです。僕は、あなたがそんな奴隷のような姿になってしまうのが我慢できません。





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